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​下山 雄人(Shimoyama Yuto)

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略歴

学士(工学, 2017.3 筑波大学)中村・近藤研

修士(工学, 2019.3 筑波大学 大学院)神原・桑原研

博士(学術, 2022.3 東京大学 大学院)内田研究室

2019.4 ~ 2020.3 : 公益財団法人旭硝子財団

                             博士課程日本人奨学生

2020.4 ~ 2022.3 : 日本学術振興会 特別研究員(DC2) 

2022.4 ~ 2023.9: ENEOS株式会社 中央技術研究所 低炭素技術グループ(Direct MCH🄬技術の研究開発)

2023.10 ~現在: 名古屋大学 未来社会創造機構脱炭素社会創造センター(永岡研究室) 特任助教

​・教育/アウトリーチ活動

1.茨城県立竹園高等学校 探Q活動 研究指導員(2017, 18年度)

2.ジュニアドクター育成塾 株式会社リバネス NEST LAB. マスターコース 研究指導員(2019, 20年度)

3.東京大学 教養学部 学生実験(有機化学実験) ティーチングアシスタント(2019年度)

4.名古屋大学博物館サイエンスアカデミー(​一部実験監修、講師)(2023年~適時)

5.永岡研究室における学生指導

主な専門分野

触媒化学/電気化学

・現在までの研究対象(公表済みのもの)

ヘテロ原子ドープ炭素/ポリ酸/錯体触媒

酸素発生/酸素還元/C-H結合活性化/固体酸触媒

・扱ってきた実験系、測定手法

 電気化学測定(3電極系セル、PEM型セル評価)

 X線光電子分光、粉末XRD、単結晶XRD

 NMR(1F, 19F NMR, 1H MASNMR)

  ガス吸着測定(窒素、水蒸気、有機蒸気)

 錯体合成(ポリ酸、金属多核錯体)

 有機反応(C-H結合活性化、酸反応)

​ 電気化学反応(水分解、ORR)

​・日独若手専門家交流事業(グリーン水素分野)ドイツ研修に参加しました。(23.6.10-18)

​・前職(ENEOS株式会社中央技術研究所)を退職し、名古屋大学 永岡研究室に特任助教として着任しました。(23/10~)

プロジェクト:COI-NEXT(最大2032年3月まで)

・前職在籍時の共同研究の論文が公表されました。筑波大学 伊藤 良一先生のグループとのハイエントロピー合金を用いたトルエン電解に関する論文です。

DOI:10.1002/cssc.202401071

更新:24.11.02

E-mail : shimoyama.yuto.ぜっと5.あっと.f.mail.nagoya-u.ac.jp(ぜっと→z, あっと→@)

​採用していただいたカバーピクチャー/論文のTOC

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Chem. Lett., 2021, 50, 21-30.

​筆頭総説 inside cover

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​研究内容(工事中...)

・COI-NEXT(雇用PJ):ユビキタスな窒素資源の利活用に向けた電解アンモニア合成装置の開発
・ポリオキソメタレートと異種材料の自己集積による電極触媒材料の開発
​ (支援いただいている助成金:天野工業技術研究所 研究助成(24.4 ~25.3)


・博士論文に関連する未発表成果の論文化(電気化学触媒、PICs)
​その他、外部研究者との共同研究にも参画しています。

​最近の出来事

井上研究奨励賞を受賞しました。(2022.12.15)
”理学、医学、薬学、工学、農学等の分野で過去3年の間に博士の学位を取得した37歳未満の研究者で、優れた博士論文を提出した若手研究者に対し、井上研究奨励賞(賞状・メダル及び副賞50万円)を贈呈します。”HPより抜粋。 
内田さやか准教授、荻原直樹助教をはじめとする、博士論文の研究をご支援くださった方々に感謝を申し上げます。

・多孔性イオン結晶(PICs)を用いたレドックス触媒の設計と触媒特性の解析”Oxygen Evolution Reaction Driven by Charge-Transfer from Cr-Complex to Co-Containing Polyoxometalate in a Porous Ionic Crystal”(Co内包ポリ酸からCr錯体への電荷移動により駆動される多孔性イオン結晶による酸素生成反応)Y. Shimoyama, N. Ogiwara, Z. Weng,  S. Uchida*, J. Am. Chem. Soc. 2022, 144, 7, 2980–2986 DOI: 10.1021/jacs.1c10471としてアメリカ化学会誌の Journal of the American Chemical Society に論文が掲載されました。(2022年1月19日)また、論文のSupplementary Coverとして採用されました。​この研究に関するスライドを公開しました。(未発表部削除済み)

第11回化学CSJフェスタ(オンライン開催)で「優秀ポスター賞」を受賞しました(2021.12)

・学生提案型で始まった共同研究の論文がChem. Lett.にアクセプトされました。
Akinobu Miyoshi, Yuto Shimoyama, Hiroto Mogi, Hiroki Ubukata, Naoki Hirayama, Ayu Tanaka, Kenji Arai, Soichiro Morita, Tatsuto Yui, Sayaka Uchida, Teruki Motohashi, Yoshiyuki Inaguma, Hiroshi Kageyama, Kazuhiko Maeda
“Photocatalytic Water Oxidation by Phosphotungstate and Mg-Al Layered Double Hydroxide Hybrid”
Chem. Lett. 2021, accepted. DOI:10.1246/cl.210621
東工大石谷・前田研の三好さんが筆頭著者兼責任著者、私は第二著者です。Keggin型POMと複合水酸化物からなる複合体の光触媒活性を検討した論文です。(21年11月7日)

・学士取得時に取り組んでいたテーマに関する論文がAngewandte Chemieにアクセプトされました。テーマを引き継いで頂いた助教の武安光太郎先生と後輩の古川さん、研究員のSingh Santosh博士、PIの中村潤児教授との共著となります。(21.01.04公開)
"Role of Pyridinic Nitrogen in the Mechanism of the Oxygen Reduction Reaction on Carbon Electrocatalysts",Takeyasu, Kotaro ; Furukawa, Moeko; Shimoyama, Yuto; Singh, Santosh; Nakamura, Junji, Angew. Chem. Int. Ed.2021, 60,1-5., DOI:10.1002/anie.202014551
 
・アメリカ化学会のLangmuirに共著論文がアクセプトされました。(20.5.29)
「Amorphous High-Surface-Area Aluminum Hydroxide-Bicarbonates for Highly Efficient Methyl Orange Removal from Water」, Yuki Kinoshita, Yuto Shimoyama, Yoichi Masui, Yoshiteru Kawahara, Kenji Arai, Teruki Motohashi, Yasuto Noda, and Sayaka Uchida, Langmuir 2020,36, 22, 6277–6285. 
研究室HPに解説記事を執筆・掲載しました。(こちら)

受賞歴等

1.2015年度 先導的研究者体験プログラム 研究発表会「優秀賞」(2016.1)

2.第5回サイエンス・インカレ 「サイエンス・インカレ・コンソーシアム奨励賞:DERUKUI賞」(2016.3)

3.筑波大学 理工学群応用理工学類 「卒業生総代」(2017.3)

4.筑波大学 学生表彰「学長表彰」(2017.3)

5.Chem station スポットライトリサーチ:脱水素型クロスカップリング重合法の開発に掲載(2018.2,共著)

6.Tsukuba Global Science Week 「Excellent Poster Award」(2018.9)

7.筑波大学 修士論文公開審査会 「修士論文発表優秀賞」(2019.3)

8.日本学生支援機構 「特に優れた業績による返還免除:半額免除採用」(2019.5)

9.新学術領域「複合アニオン化合物の創製と新機能」若手スクール 「領域代表奨励賞」(2019.8)

10.第9回化学CSJフェスタ 「優秀ポスター賞」(2019.10)

11.日本学生支援機構 「特に優れた業績による返還免除内定」⇒全額免除採用(2020.6)

12.第10回化学CSJフェスタ 「優秀ポスター賞」(2020.10) 

13.第11回化学CSJフェスタ 「優秀ポスター賞」(2021.11) 

14.井上研究奨励賞を受賞しました。(2022.12.15)

​進行中のテーマと投稿論文

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